はじめまして!計量士パパです!
第69回計量士国家試験、一般計量士に見事に一発合格しました!
2020年 第71回一般計量士国家試験にこれから受験される方が迷いなく勉強をスタート出来るようにと思い、サラリーマンとして日々の仕事に追われつつ、また家事育児も頑張った、4ヶ月の経験をシェアしたいと思います!!

試験は、ゲームやスポーツと同じくルールの中で目的を達成することが求められます。
ルールをよく知る事で楽に、より確実に目的が達成できると考えています。
以下にルールと効率的な方法をまとめました!

目次
1.一般計量士試験の内容と合格判定基準
2.各科目の難易度と勉強方法
3.試験当日の過ごし方(私の必勝方法)
1.一般計量士試験の内容と合格判定基準

一般計量士試験は午前中と午後で別れており、全50問中30問の正解で合格となっております。
各設問ごとの足切り等はなく二科目で30問正解出来れば合格です。
午前中
・計量に関する基礎知識 (25問)
・計量器概論及び質量の計量(25問)
上記二科目で30問以上
午後
・計量関係法規 …(環境・一般の共通科目)(25問)
・計量管理概論 …(環境・一般の共通科目)(25問)
上記二科目で30問以上
ただし午前中の専門教科は合格点数が年によって違います。テストの難易度等を勘案して合格に必要な点数を下がったりしています。
第69回のテストでは27問が合格ラインでした!
30問を超える事はないので30問自己採点で取れた人は合格と考えて良いでしょう!
繰り返しになりますが、計量士試験の特徴的なルールなので強調します。
二科目30問正解を午前と午後の部でそれぞれ取れれば合格です。
『計量に関する基礎知識』が10問正解、『計量器概論及び質量の計量』が20問正解という割り振りでも合格点となります。
自分の得意科目を伸ばすのと苦手な問題に時間をかけないということが効率的な勉強方法になってきます。
私の場合、数学と物理の知識が乏しかったので『計量に関する基礎知識』を10問正解を目標に勉強し、『計量器概論及び質量の計量』で20問以上正解することを目標にして集中的に勉強して上手く行きました!
途中、数学と物理を基礎からやり直そうとしましたが、残りの準備期間と自分の習熟スピードを計算し、間に合わないと判断した結果でした。
時間があり、長期間勉強するモチベーションを保てる方は早く始めて数学と物理を基礎から学ぶ事をお勧めします。
逆に数学と物理が得意な方は、かなり勉強時間を短縮できるかと思います。実際、私の知人では「計量に関する基礎知識」はほとんど勉強せずに解けたといっていた方もいました。
2.各科目の難易度と勉強方法

働きながら、家事育児しながらだととにかく時間がありません。
知識をつけると言うよりは合格することだけを目指して勉強していきます!
・計量に関する基礎知識
とにかく基礎的な学力が問われる科目です。過去問と同じ問題はほとんどでません。過去問だけ覚えて解ける問題が少ないです。
高校生レベルの数学と物理が出来る人であれば、専門的な知識をあまり必要としませんので短時間で習熟可能です。
(国立大卒の方に問題見せたら普通に解けそうという反応でした。また協会の講習で講師の方も難易度は高くない基礎力が問われるとおっしゃっていました。)
出来るということが曖昧だと思いますので補足すると、国立大学に入れるぐらいのレベルであれば、過去問を一度練習しておけば合格できると思います。
解くのに時間がかかる問題もあるので、適時飛ばしたり、選択肢から逆算して解く等のコツを認識しておけば十分と思います。
数学と物理の習熟度が低い方は高校の数学物理をやりなおす必要があり、とても時間のかかる科目になります。(私もこのタイプだったので、勉強方法の詳細で乗り切り方をレクチャーします!)
*私が高校数学と高校物理の復習に使ったのはスタディサプリというサービスです。
今も環境計量士試験に向けて化学の復習にも使っています。
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・計量器概論及び質量の計量
計量器に関する問題です。専門的な内容になるのでどなたもスタートは同じと思います。とにかく過去問と同様の問題が良くでます。
勉強方法はズバリ過去問を下記の手順で何度も解く事です!
計量器の知識が問われるので実物を見る機会を作れる方は一度見ておくと暗記する際に役立つでしょう!
・計量関係法規 …(環境・一般の共通科目)
計量法に関する問題です。専門的な内容になるのでどなたもスタートは同じと思います。とにかく過去問と同様の問題が良くでます。
勉強方法はズバリ過去問を下記の手順で何度も解く事です!
・計量管理概論 …(環境・一般の共通科目)
計量管理に関する問題です。専門的な内容になるのでどなたもスタートは同じと思います。とにかく過去問と同様の問題が良くでます。
勉強方法はズバリ過去問を下記の手順で何度も解く事です!
お勧めの資料ですが日本計量振興協会発行の過去問題集が絶対的にお勧めです!
五回分の過去問を種類毎に並べてくれており、順番に勉強さえしていけば良い構成です。
他の方法も試してみましたが、この参考書を章ごとに暗記していくと良いです!
これさえあれば基本OK。
ちなみに参考書も同様に出ていますが合格するためには要らないと思います。
もう一つ、コロナ社から出ているポケット版過去問題集です。何が良いかと言うとサイズ感です。持ち運びが楽なのでバックに忍ばせておいて時間が出来たら読む。家族と出かけていて不意にできる空き時間を有効活用できます!
主に復習として行っていたので、ノートやえんぴつは使いませんでした。
・一般計量士・環境計量士 国家試験問題 解答と解説- 3.法規・管理(計量関係法規/計量管理概論)(平成27年~29年) -
・一般計量士 国家試験問題 解答と解説- 1.一基・計質(計量に関する基礎知識/計量器概論及び質量の計量)(平成27年~29年) -
日本計量振興協会で行なっている講習ですが、準備講習会と直前対策講習会と二種類あり、両方とも行きましたが正直なところ良くなかったです。
計量に関する基礎知識の先生は、試験を意識した内容を教えてくれてプラスになったと感じましたが、他の先生方はそういう配慮を感じませんでした。こういう問題がよく出るよとか言ってはくれるんですが…過去問見ればわかりますよそれくらいと思ってしまいました。
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3.試験当日の過ごし方(私の必勝方法)

試験会場への移動ですが、休日の早朝は都内まで来れば割と混んでいませんが公共交通機関の事故等で遅れることもありますので、早目に出ること、遠方から来る方は特に早く出てくるべきだと思います。出来れば近くに宿を取ることをお勧めします。
朝からギリギリ到着してるようだと午後の試験まで気持ちが持たないと思います。
私の場合は2時間前に到着予定で現地で勉強してました。試験会場最寄りの駅前にファミレスがあるので勉強するには良いです。
お昼ご飯はコンビニでおにぎり(麦入りの食物繊維多いあれです)一個とサラダチキンが私のお勧め!食後は自販機でコーヒーブラックを買って飲みましょう!!
血糖値が一気に上がりにくく午後のテストが終わるまで眠くならないです。
トイレ休憩について!試験時間の合間にあるわけですが、9割程度男性が受験者ということもあり、男性トイレだけが長蛇の列となります。得意科目は早目に切り上げてトイレを済ませて、暗記物の復習に当てましょう!
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▪️私のプロフィール

私の経験則によるエッセンスですので、私のプロフィールを紹介します。
自分とどのように違うのか?同じ条件なのか?参考にしてください。
年齢:30代後半
学業成績:中学校では上位5%くらい、高校では下位30%くらい。
全国的に言うとちょうど中間くらいの基礎学力じゃないかと思っています。
職歴:測定機器の校正や調整をメインではないですが業務として行っています。科目にもよりますがテストでも関係していると感じました。
家族:共働きの妻と小さい子供がいます
残業も常にありますし、子供も小さいので仕事もプライベートも充実した中の受験でした。
長い文章になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
皆さんの合格の一助になれば幸いです。
作成中のコンテンツもありますので、今後もブログの更新を待って頂ければと思います。
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